12月になるとクリスマス・年末年始の準備のために忙しい人も多く、気持ちも何だか慌ただしくなる月ですね。 師走・・・師走ってなんだろう?皆さんはご存知ですか?
気になるのでこの師走の意味と由来を調べてみました。師走の由来については、いくつか説が存在するようです。 その① かつて冬の季節は、僧侶を招き読経などの仏事を行う家が多かったそうです。お坊さんが東西に忙しく走り回ることから、「しがはせる」から「しはす」になったとされているようです。 この説、平安時代末期に成立した古辞書『色葉字類抄』に「しはす」の注として書かれています。 その② 御師(おし・おんし)が1年で1番忙しい時期(御師とは特定の寺社に所属して、その寺社への参詣者の参拝・宿泊のお世話をする人の事)から、師走になったという説です。 その③ 昔から12月の事を「しわす」と呼んでいて、それが当て字で師走になったという説。 その④ 今年最後の仕事が終わり、1年が終わる事を師走という説。年が果てる→としはつ→しはつ→しはす→しわすになった説。
どうです?色々あるようですが、師走の由来は諸説あり、師が走るという言葉が色んな解釈で表現されているようです。
余談ですが、12月の呼び名で師走以外にも、旧暦の時代、異称がたくさん使われていたそうです。『極月』、『限りの月』、『除月』、『年積月』、『春待月』、『年満月』このほかにも、12月の異称はたくさんあるそうです。
これから忙しさに加えて、寒さも厳しくなります。コロナウイルス及びインフルエンザ・風邪・ノロウイルス等の感染症が増加する季節でもあります。くしゃみや咳だけでなく、手についた細菌・ウイルスが口や鼻から入ることでも感染します。 お出かけする機会が増える時期でもあります。手洗い・うがいの励行・習慣・マスクの着用・風邪対策には、こまめな水分補給を忘れずに行ってください。…2022年もあとわずか。来年も心身ともにうるおいに満ちた年にしたいものですね!