認知症って?

認知症とはさまざまな原因で記憶や思考などの認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすことをいいます。

認知症と加齢による物忘れの違い

加齢による物忘れ                                                             体験の一部を忘れる。 何を食べたか思い出せない。 約束をうっかり忘れてしまった。 目の前の人の名前が思い出せない。 ヒントがあれば思い出せる。 物を置いた場所を思い出せない。 曜日、日付を忘れる。等・・・ 

認知症による物忘れ                                              体験のすべてを忘れる。 食べたこと自体忘れる。 約束したこと自体を忘れる。 目の前の人が誰なのかわからない。 ヒントがあっても思い出せない。 置き忘れ、紛失が頻繁に起こるようになる。 月、季節を間違える。等・・・ 

認知症の種類 

アルツハイマー型認知症  ・  脳血管性認知症  ・  レビー小体型認知症  ・  前頭側頭型認知症  ・  治る認知症                                            

認知症は原因となる病気によって、さまざまな特徴があります。                                     認知症の始まりは家族の気付きも大切。認知症のはじまりは、本人よりも家族が気付くことが多いです。気になる症状があれば、まず受診しましょう。適切なケア、治療を開始することで進行を遅らせることが出来ます。

認知症の予防                                                   脳の活性化を図りましょう。色々方法はありますが、大切なのは楽しく行うことです。

①心地よい刺激や、笑うことで意欲をもたらす脳内物質がたくさん放出されます。                        ②友人や家族などと楽しく過ごす。                                          ③何か日課にすることを取り入れると、認知機能も高まり、生活が充実する。                          ④やる気が起きるようにする。

認知症の人と接するとき                                             きっかけは物忘れによる失敗等が多くなり、何となくおかしいと感じるようになります。そして認知症特有の言われても思い出せない物忘れが重なり、本人が何かが起こっていると不安を感じ始めます。認知症の人は何もわからないのではありません。誰よりも不安なのは本人です。 周囲の人が理解するのも容易なことではありませんが、さりげなく、自然に接してあげることが大切です。                   ポイント                                                     見守る ・ やさしい口調で話す ・ 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応 等の余裕をもって対応することが基本姿勢になります。   驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないようにしてあげましょう。

  

                               

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s.l.d-fujima